今年も開催しました!SKCメソッド講座 その①
「障がい有無に関わらず、誰もが笑顔で自分らしく暮らせる街づくり」
自分について自ら考え、自分を肯定的に捉える感情≪自尊心≫を高めることは、誰もが充実した人生を送る為には欠かせない要素であると、ふくちゃ部として考えています。
「安心と自尊心」を柱に独自の指導法を研究された、滋賀大学名誉教授でありNPO法人SKCキッズカレッジの窪島務先生を特別講師に迎え、年に1回、障害理解含めた学びの場を設けてから今回で3回目となりました。昨年よりSKCキッズカレッジの深川美也子先生にもお世話になっています。)
10月30日(土)~31日(日)に開催した「SKCメソッド講座」。土曜日の第1部は前半窪島務先生による「まじめ・一所懸命・優しい」という本質を生かした支援についてご講義頂き、後半は独自の指導方法である粘土による漢字指導の実際を村上のお子様とともにやって頂きました。
このお子様にとって、粘土の漢字指導は初めての体験で、大人達の観客を前に緊張気味で消極的な態度でした。そんなお子様に対し、待ちの姿勢を大切にしながらの温かくもユニークな深川美也子先生のご対応が、お子様の心を次第に捉えていく様子を見させて頂きました。始めは先生を避けぎみだったのに、最後は近寄って笑っていました。
子どもを理想の姿に近付けようとしてしまう我々大人にとって、寄り添う、ともに育つとはこういうことかとストンと心に落ちる。。。そんな時間となりました。
午後からは「ふくちゃRoom」
発達の気になる子どもの保護者や関係者が発達障害等に関する必要な知識や助言を得る”相談の部屋”です。窪島先生や深川先生からのアドバイスによって、参加者の方々は穏やかな表情で帰って行かれました。
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